ある患者さんを思い出した話
こんばんわ(^^)/こーすけです( `ー´)ノ
今日も一日お疲れ様です(^^)/
今日は華金ですねー!
飲みに行ってますかね皆さん(´▽`)
僕は今日患者さんの家族との会話で
「私のいとこもここに入院してたんよ去年、でもね、ここで亡くなっちゃったんよー
すごい急すぎて皆受け入れられへんかったわ」
その言葉を聞いた僕はすぐに
「それってTさんですか?」
と咄嗟に出ました
このTさんは僕が受け持った患者さんの中でもとても仲良くしてくださった患者さんでした(^^)/
なぜなら、地元が一緒だったからです(^^)/
そのため、受け持った日には毎日地元トークをして盛り上がりました(^^)/
しかも、その患者さんは45歳にして看護学校に現在通っているという意識の高さ('_')
何故その年で看護師を目指したのかを聞くと
元々介護士だったTさんは
「介護士じゃ出来ることは限られてる、もっと幅広いことをしてあげたい」
とおっしゃっていました(*'▽')
すごいな~~~と何故か関心していた僕!!(/ω\)笑
その患者さんは何度も入退院を繰り返している人です
でもその理由は入院して抗がん剤治療をして、3日ほどの入院を終え退院すると。
これを3週間に一回繰り返されていました!
そして去年の秋ごろその患者さんは再び入院され抗がん剤治療をうけられました!
その時、僕のチーム(僕の病棟はA・Bの2チームに分かれています)じゃない方にTさんは入院されていたため、Tさんが入院していることを僕は知りませんでした('_')
でも、夕方に
「おぉ~い」
Tさんが話しかけてくれました、僕も
「あ、Tさん!今回も来てはったんですね!体調どうですか?」
と聞くと
「ん~なんかちょっとお腹痛いくらいかな?大丈夫やけど」
と言われていたので
「そうなんですね!!無理はせんといてください!
また病室に遊びに行きますね!!」
というとTさんは元気に
「お~待ってるわ(^^)/」
と返事してくれました
それが僕とTさんの最後の会話となりました
翌日Tさんは昼頃か容態が急変し、夕方に亡くなられたんです
死因は腸穿孔
腸が破けて中で出血起こして亡くなられました
前日僕と話した際
お腹が痛いとおっしゃってましたが、それはサインだったんですね
少しでもそのサインに気づけたらと後悔もしました。
この仕事をしていると人が亡くなることはとてもよくあること
なので先輩からはよく
感情移入してはいけない
と言われていました
でもこの時ばかりは、少しトイレで泣いてしまいました。
泣いたというか、悔しくて。
遊びに行くと言ったのに行けなかったし、あれが最後の会話だと思うと本当に悲しくて。
しかも、急なことだったため、家族さんももちろん間に合わず。
そのTさんとのことは今でも鮮明に覚えてますし、忘れられません
話は戻り、その親戚の方が今日の受け持ちの患者さんだったんです。
その家族さんから
「Tは最後はどんな感じやったんかな、痛がってたんやろうか、なんか言ってました?」
と聞かれるも、とても本当のことを伝えることが出来ませんでした
僕は咄嗟に
「特に痛みなどの訴えはなかったですよ、最後は眠るように亡くなられました。よく家族さんや親せきの方の話をされてましたし、Tさんは皆さんのことが大好きやったと思います」
と言いました。確かにTさんは家族の話をよくしてたし家族のことが大好きだったでしょう、それは間違いないです。
しかし僕は一つだけ嘘をつきました
Tさんは最後は相当苦痛だったと思います。腸が破けているわけですから、痛くないわけがないですよね。それでもよく頑張られたんです。
でもこのことを家族さんに言うことはできませんでした。
僕が家族さんにさっきのことを言うと
「そっか、それは良かったわほんまに」
と安心されました
家族が安心するのであれば、たまには嘘も正義なのかな?と思いました
この家族、そしてTさんとの関わりで僕はさらに仕事に対して、命に対して、人に対してしっかり関わって責任感を持っていかないといけないと感じました。
プロテインダイエット25日目
体重74.4kg(±0)