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終末期患者が集まる病棟【葛藤】

こんばんわ(^^)/こーすけです( `ー´)ノ

 

このブログでもよく言っていますが、僕の病棟は終末期、つまり死が近い方が多く入院されます!

もちろん元気になって帰られる方も大勢いますが、帰られてもすぐに状態が急変して再び入院してこられます。

 

僕が新人の時、先輩に

「ここに入院してる患者さんは5年後8割は亡くなってはるわ」

 

新人の僕には衝撃すぎる言葉でした!

でもそれが現実なんです

 

ある程度この病気になった人は自分の余命が短いことに対して理解されてる方が多いです、

どこの病院に行っても診てもらえない病気で、唯一この病院ではこの病気に対しての積極的治療を行っています

 

つまり患者さんは最後の希望を持ちこの病院に来られます

 

そんな、命のタイムリミットがある患者さんとどのように関わるか、とても難しい。

今でも迷うときがあります、この関わり方は合っているのか。

 

患者さんによってはとても仲良く話して下さる方もいれば、素っ気ない方もいます、正直、贔屓したくなります。素っ気ない人にはあまり話さず、いつも仲良く話す患者さんとは、ずっと話しているなど。

 

でも性格は患者さん皆違えど、皆同じ病気・同じ人間・同じくらいの余命なので、もちろん贔屓せずにかかわっています

 

皆さんは自分が看護師であるなら、このように、余命が短い患者さんとどのように関わりますか?

しかも患者さんの中には家族だけが余命を知っていて、本人は知らない人も多くいます。そのような患者さんと未来の話、例えば今日関わった患者さんとの会話では

東京オリンピック来年ですね」

というと

「ホンマやな、楽しみやな、みたいね」と言われます。東京オリンピックは来年でありますが、その患者さんは余命は2か月。

今日はたまたまこのように未来の話を僕から言いましたが、普段は自分からは言わないようにしています。

 

理由はわかりません。でも、正直なところ、余命の知らない患者さんが未来のことに対して明るく話されているのを聞くのが辛い。

もちろん、表面上では、僕も明るく振舞います。

でもやっぱりつらいですね。

 

このように終末期患者と関わるうえで、もちろん一番しんどいのは患者さんです、しかし、看護師である僕達も自分自身の精神を保つことが非常に難しいということ

 

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